縄張りと順位制

縄張りに踏み込んだが最後、親密さは増しますが、ときにはケンカをすることになります。縄張りと順位制が、小さな社会を強制した瞬間に、そうした問題が生じてくるのです。しかも、縄張りと順位性の問題については、男性側と女性側の意識との間にひじょうに大きな食い違いがあります。そうした観点からすると、近年、離婚が増えているのはもっともな話なのです。O〃逆タマ〃は、遠い昔から変わらぬ、男の願望昔から、女性の結婚の理想の一つとして、〃玉の輿(こし) 〃ということが言われてきました。相手の実家がお金持ちで、環境のよいところに庭付きの一戸建てを持った男性に嫁ぎたいというわけですが、たしかに今日でさえ〃玉の輿″に乗ろうと考えている女性は少なくないようです。女性がこうした結婚を望むのは、性別(ジェンダー)による役割分業が存在するからです。女性はこれまで長い間、子供を生んで育てることが最大の役割だとされてきました。そのためには、できるだけ、そうした役割を果たすのに恵まれた条件がそなわった環境のところに嫁ぎたいと思うわけです。しかし、最近話題になっているのは、男性の〃逆タマ〃狙いです。実を言うと、女性にかぎらず男性も昔から〃逆タマ〃を狙い続けてきました。〃逆タマ〃という言葉こそ最近生まれたものですが、実質的には、男性は大昔からそうしたことを常に意識していたのです。ヨ寸法師』というおとぎ話がありますが、これなどその典型でしょう。新しい出会いがで、あったらここで紹介したことを気にしてみてください。

EZ067_L